・キリンとは、麒麟である。
・キリンは今起きていることの全容を知らない。
・キリンが選んだ「ほしいもの」以外は、既に消えてしまっている。どうやら新しい世界や「ほしいもの」を安定させるためのエネルギー、要らないものを焼却するエネルギーに変換されてしまったらしい。
・この世界はいま「時間が止まっている」状態で、キリンを倒したとしても世界は元には戻らない。
・時間が止まってしまった要因には、様々な時空を繋いで切り貼りしているせい――の他にもあるようだ。キリンが「ほしいもの」を集め始める前には、時間は停止していたという。
・キリンの口ぶりや様子からして、この事件を動かしている別の存在がある。翼をもつ影のような姿で目撃されたことがあるが、その存在についてはなにも分かっていないに等しい。

・止まっている時間を戻すために、レネゲインというエネルギー結晶が必要である。詳しいことはヴェスナーが知っているが、隠しているのではなく、今はそれを伝えるだけの余裕がないだけだ。
・時間が止まっている、とは、厳密には時間が完全停止しているのではなく、24時間という期間が固定され延々と繰り返されている状態である。この世界のオーヴァードがそれを自力で感じ取るのは非常に難しい。
・レネゲインは今のところ、アイテムと交換されてハルに渡された分以外は回収されていない。一括してレネゲインを回収する設備が完成していないようだ。
・ある程度の量が集まってきているので、レネゲインはこの世界での通貨のようにも扱われ始めている。個人的な頼みごとの依頼料やお礼としてやり取りされることもあるかもしれない。

・ハルはヴェスナーの依頼を遂行するために必要な最低限の情報を与えられているが、基本的には何も知らないに等しい。
・ヴェスナーとハルの間には何らかの契約が取り交わされており、一定の情報について問われると言葉を濁して返答する場合や回答を拒否する場合がある。

・集められたオーヴァードは、《絆》=ロイスの糸で手繰り寄せられてこの世界に呼ばれている。ある一定の基準は存在するようだが、手の届く限り集められたので実質のところ無作為選出に近い。




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